1996年設置の教育学部附属教育実践総合センターを改組拡充し、教育改革に関する調査・研究を行なうとともに、本学の教育活動及び教育支援活動を総合的に支援することを目的として、2005年に総合教育研究センター（教育相談部門、現職研修部門、キャリア開発教育研究部門の三部門）を発足させた。2006年には教職履修部門、ＦＤ部門と教育企画室を設置し、5部門1室体制となった。

　2012年より実態に即した組織改編（副学長がセンター長を兼任、ＦＤ部門を高等教育開発部門、キャリア開発教育研究部門をキャリア研究部門、教育企画室を廃止）を行った。全学再編に伴い、2019年から人間発達文化学類附属学校臨床支援センターに名称を変更した。（センター長はセンター教員が担当、教職履修部門を廃止し、学校連携部門を新設した。高等教育開発部門及びキャリア研究部門については教育推進機構へ移行、学校連携部門、教育相談部門、現職研修部門の3部門体制となった。）

　2023年度4月より学校連携部門が廃止され、教育相談部門と現職研修部門の2部門の人間発達文化学類附属学校臨床支援センターとなった。
　教育相談部門は、教育臨床研修講座などを中心に、心理職・教員等の支援技術向上を支援するとともに、臨床心理・教育相談室を併設して子ども・大人の心の悩みについての相談を有料で行っている。また大学院キャリアデザイン科学研究科人間文化専攻人間発達心理コース臨床心理領域の大学院生の教育にも協力している。
　現職研修部門は年2～3回、もしくは通年で開催している教職員研修講座の実施を中心に、福島県教育庁、市町村教育委員会、各学校の研修支援、先生方の授業づくり支援等を行っている。また、教職実践研究科の院生の教育にも携わっている。
　2部門ともに、附属学校園を含む学校の教育・研究支援を行っている。