人間発達文化学類附属学校臨床支援センター長
青木 真理Aoki Mari
福島大学人間発達文化学類附属学校臨床支援センターは、昭和56年に設置された教育学部附属教育実践研究指導センターから始まりました。 平成8年に、教育学部附属教育実践総合センター、平成17年に全学の総合教育研究センター、そして平成31年に「学校連携部門」「教育相談部門」「現職研修部門」の三部門構成の人間発達文化学類附属学校臨床支援センターとなり、令和5年4月から「教育相談部門」「現職研修部門」の二部門構成となり今日に至っております。
令和3年4月より、宗形潤子初代センター長の後を引き継ぎ、就任しました。私の専門は臨床心理学、教育臨床です。学校、その周辺、家庭、 地域の抱える問題は山積しております。また、全世界的な新型コロナウイルス拡大により、私たちの生活様式は変わり、ものの考え方も 変わらざるを得ない時に差し掛かっています。難しいことだらけではありますが、こういう多難な時だからこそ、一人一人が社会に参画する ことを目標に、時間的にも分野横断的にも切れ目のない支援が行われるような教育・福祉のあり方を追求していくべきではないかと考えています。
そのためにセンター各部門での専門的な見地に基づき、貢献していきたいと思います。学校や地域に根ざし、大学としてできることを模索し、 協働していくという志は、これからも変わらずに持ち続けていきます。
皆様からのご理解・ご協力をいただきながら、教育相談、現職研修の二部門、そして部門相互に連携しながら努力していく所存です。これからもどうぞよろしくお願いいたします。